今日は朝廷に私の愛しい愛しいが遊びに来る日だ。そりゃあもう前日は浮かれてしまって妹子に飛鳥文化アタックを食らわせながら狭い妹子の家で遊んでしまったほどだ!おやまぁまぁこれはのちのち妹子にこっぴどく叱られて「死んでください太子」とかさらっと言われちゃったもんね!たかが五位で聖徳太子に逆らおうとはイイ度胸だとか言おうとしたけど結局わたし朝廷中の人間から舐められてるしなあんまり効果ないんだじつは!!わぁ太子ショック!ショックで寝込んじゃいそう!でもが遊びに来てくれるから寝込んだりしないよ!!私健気!で、嫌いな嫌いな仕事も早めに終わらせたんだ偉い偉い!(まだまだ沢山のこってるけどね!全部妹子に押しつけてやるケケケケケ!!!)(あ、今なんか首が360度回転したスゲー!飛鳥文化スゲー!!!)とまぁ素敵な前日も当日も送ってそろそろの来る時間なんだよー!部屋の前にちゃんと『聖徳太子と以外立入禁止!!』っていう札もぶら下げたから大丈夫!!あぁ私準備がいい!凄いこんなに頑張ったの生まれて初めてかも知れない!!こんなこと言ったら妹子にどやされちゃうけどね!それでも太子めげない!愛しい愛しいのためだからな!飛鳥文化サイコー!大好き飛鳥文化仏教万歳!!一人で部屋でごろんごろん転がってたら扉を叩く音がしたからピシッと正座して招き入れた。扉が開いてが…が拝める拝める……、フ、フフフフ……(おっと涎が…)(別に厭らしいこと考えてたわけじゃないよ。信じてよ太子必死だよ!!)





「此処が太子の部屋ですよ。どうぞさん汚いですが。」
「あ、ありがとう妹子さん」
「いいえどういたしまして。」





なにしとんのじゃゴルァァアアア!!妹子の分際で…高々五位の分際で何に気安く話しかけとんのじゃぁあああ!!!そして気安く肩を抱くな!人の仕事部屋を汚いとか言うなお前の家とおなじじゃないか!!妹子!貴様は明日から朝廷内のトイレ掃除係だ!そして五位という官位も剥奪だ!お前にそんな高貴な位はいらない代わりにフィッシュ竹中さんに五位をあげるんだ!それでイイだろお前も満足だろキィィイイ!!ほらもう帰れ!を部屋に入れて帰れ!!そこの札が見えないのかこの老眼!!を入れたらさっさと仕事しろどっかいけ!!蹴るぞ!昨日お前の部屋むちゃくちゃにした飛鳥文化アタックもういっぺん食らわせるぞ!!今度は部屋といわずに家ごと壊してやるからな!それがいやならはやくどっかいけぇぇぇえええ!!早くおいで!わたしのいとしいいとしい!そんな野蛮な男からは離れて!!、男はみんなオオカミなんだよ気安く近寄っちゃ駄目なんだよぉおおおお!!(太子必死!必死さが伝わって!だからこっちへおいで抱きしめてあげるから!!)(あぁ涙がナイアガラみたいに溢れてきた!そろそろわたしも末期なのか!太子まだ若いのに!!早いぞ死期)





「太子!お久しぶりです!!」
〜私心配だったんだぞ妹子とデキちゃったかと思っちゃったじゃないかー!!」
「えぇ!?ありえませんよ!!」
「よかったー私口から分身がいっぱい出るところだった〜」
「ちょっと見てみたいかも!!」






ちょっと汗かきながら私の方を見て「太子今日も可愛いですね。朝廷のマスコットキャラクターみたいですよ」って笑っているにこれいじょうない愛情を注ぎながらをまじまじと見る。やっぱり可愛いな。うんこれはお世辞とかじゃなくて普通に可愛い。かわいらしいこの子こそ朝廷のマスコットキャラクターだよ。いやむしろ私のマスコットキャラクターになってくれ!「え、ちょっと待って下さい私がマスコットキャラクターってなんですか?頭に金具さしてぶら下がっていれば良いんですか?痛そうですやめて下さい!!」あ、ごめんね声にだしてたんだ私ってばドジッ子☆「太子が頭に金具着ければ良いんですよそしたら私が毎日持ち歩いてあげます」っぅをぉおぉおおおおおい!!この子さらっと怖いこと言ったぞ流石私の見込んだ女!可愛らしい上にギャグだっていたい!こういう子が妻になってくれれば毎日楽しいだろうな!!太子ちょっと期待しちゃうぞ!!は縁側に足をだらって投げ出して空を見上げながら気持ちよさそうな顔をしてる。かぁぁわぁぁいいぃぃいいいい!!!!うんもう大好きこんなこ大好き!!嫁に、妻に欲しい!娘でも良いけど「パパ、この人の結婚したい人よ」ってイイながら妹子連れてきたりしたらいやだしなぁ。やっぱり嫁がいい。






「太子〜」
「なんだい
「この前読み物したの。」
「ほほう、偉いな。太子も感心だぞ。」
「それでね、太子って死後の世界って信じるのかなぁって…。」






死後の世界?あぁ輪廻転生か。生きているものは一つの軌道の上に生きていて人と巡り会うのはその軌道が偶然重なり合っていて。そして寿命を全うとすれば何度でも生き返れるという輪廻転生か。はいったい何処の書物庫を漁ったのだろう。滅多にない物だ、きっと朝廷の書物庫に忍び込んだにちがいない。今度からは警備を厳重にしなければならないな、防犯カメラとかで。(この時代にそんな物はないはずですよ太子)いいやおこたもあるんだ絶対ある!探せばある!妹子の家とか妹子の家とか!!!近い内に探しに行こうそしてあったら妹子に感謝の気持ちとしてサブレでもあげようあのカニの食べられない所みたいな味がするやつ。なんだかんだ言って私が二袋空けて食べたんだから全人類食べられる!こういえばみんな食べられるだろ。よしこんどから私に逆らった奴は目の前でサブレ食べて貰うぞ!十七条の憲法に書き入れておこう。






「ねえ太子。死んでもまた会えるのかな?」
「…、死ぬのが怖いか?」
「うん、怖いよ。」
はまだまだ死ぬには早すぎる。」
「それでも、怖いものは怖いよ。独りぼっちになるのが怖いよ。」
…。」






そうだよな、よく考えたら人間は生まれることだって死ぬことだって結局は一人なんだ。昔みたいに墓の周りに人間を生き埋めなんかしないし例え生き埋めにしたとしても同じ場所に行くとは限らない。下らない、命を無駄にするとはこういう事を言うんだよ、。教えてあげたかった。でもそれを言うとが今以上に不安になる。一人が怖い可愛い。誰だって一人はいやだよ、でもね、。みんな一人で死んじゃうから怖いなんて言えないんだよ。、私の可愛い。死ぬ前までは、ぎりぎりまでは、同じ軌道の上で過ごしたいよ。ねぇは…………。





(うわぁ何コレすっげぇ駄作!!勢いだけで書いたの丸分かりだし私日本史良く知らない!!2007.1.3)